「できる人・強い人」をやってきた頑張りやさんの人生転換ロードマップ

「強者」になれた人たち

これまでの世界では

やる・できる・がんばる

が、何より価値とされてきたので

 

当然私たちは子供の頃から

いかに「やる・できる・がんばる」
を高めるか

そのためにどれだけがんばれるか

に力を使ってきました。

 

それをがんばってうまくやれた子は

良い子、できる子、優秀な子 として

ほめられる、愛される、居場所ができる

という「ご利益」がありました。

 

 

だから、その「がんばりレース」に
勝ち続けることができた人は

ある程度社会でも良い位置を
確保できてきたはずです。

 

その生き方は、ある程度の年齢まで
とても有効に機能します。

得たいものはある程度
得られるでしょう。

人からの目も
申し分なく注がれるでしょう。

 

それを

世間的な言い方をするなら
「成功」というのかもしれないし

「勝ち組」とも「強者」とも
言うのでしょう。

鎧がキツくなってくる時

 

しかし、ある年齢を越してくると

まるで着ていたお洋服が
だんだん小さくきつくなってくるように

自ら着込んだ
「やる・できる・がんばる」
鉄壁の鎧(よろい)に

自分自身が閉じ込められて
窮屈な思いをすることに
なってくるのです。

 

なぜなら、その状態は

やっている自分
できている自分
がんばっている自分

は、OKなのに

 

やれてない自分
できない自分
がんばってない自分

には、OK出せない

ということになっているからです。

 

別の言い方をすると

「強さ」はOK
「弱さ」はNG。

 

そうやって自分の中が
半分にパッキリ割れて、

半分を打ち消して、地面の下に
埋めてしまった上で成り立っている
地上のみの「勝ち」なのです。

 

足元にはいつも

隠し続けてきた「弱者」が
埋まっていることは
自分でもうっすらわかっています。

人知れずいつも
その気配に怯えながら

「強者」の天下を維持し続ける・・・

 

その足元に潜む恐怖を
踏みしめて押さえつけるパワーと

その上で日々
維持継続しなければならない
「強者」の鎧。

そのことに力を使い続け
緊張は際限なく続き

そろそろ筋力にも限界がきて
プルプルし始めた時・・・・

 

人はふと、こうつぶやくでしょう。

 

「いつまでがんばればいいんだろう」

「もう疲れちゃったよ。。。」

 

 

いやしかし!
そんなこと言ってる場合ではない!!

何言ってるんだ!
弱音を吐くな!
まだがんばれるだろう!?

 

多くの人が、そうやって
がんばり続けます。

 

それ以外を知らないがゆえに

それをやめたらもう終わり!
としか思えないからです。

 

どこまで走り続けられるか。

耐久レースから降りることなく
やりくりつけて
走り続ける人もいれば

 

走り続けてるつもりが
不本意にバッタリ倒れて
動けなくなる人もいれば

 

さすがにもう無理と諦めつけて
立ち止まって考え直す人もいます。

 

そして、私たちのような
心理職が支援するのは

そのように立ち止まって
考え直すフェイズに立った方達です。

 

「がんばっているのに苦しい」

「こんなにやってるのに幸せじゃない」

「これで良かったはずなのに
どうして!?」

 

思い切ってその気持ちを
認めてしまったなら

 

待ってました!
人生のステージチェンジの時。

ようやく次が始まるね。

シフトの前の「修行」

 

これまでが違っていた
わけではありません。

しかし、次のステージは
もう違うのです。

 

次は、その着込んだ
「やる・できる・がんばる」の鎧を
脱いでいくことが課題です。

 

それを脱いだら
何が出てきますか?

 

・・・・

怖いよね。

 

やれない、できない、がんばれない

弱い自分、価値のない自分
ダメな自分、意味のない人生。

 

そうなってしまいそう・・・

 

そう思うからこそ
がんばって走り続けてきた
その逆へと

一旦「堕ちて」みるのです。

 

日々格闘とチャレンジの
エキサイティングなリングから

一旦「降りて」みるのです。

 

八面六臂に振り回してきた
その手足を止めて

一旦「無為」になってみるのです。

 

負けた気がするよね。

ダメになった気がするよね。

 

それがいいのです。

 

今味わうべきは、その「弱さ」

その「無為」。

 

 

外へ外へとパワーを発していたあなたが

初めて立ち止まり
自分の内に留まって静寂を味わう。

それがいいのです。

 

「弱さ」に見えていたそれは

「繊細さ」でもあります。

 

そうやって
強さの鎧の奥にあったあなた自身の
「繊細さ」に一つ一つ気づき

認め、受け入れていくことに
なるでしょう。

 

「やる・できる・がんばる」の
Doingの価値ではなく

「ある・いる・存在する」の
Beingの価値を
知っていくでしょう。

 

そんな時期を淡々と過ごす。

それが「次のステージ」へと
シフトする前に必要な修行であり、
禊(みそぎ)のようなものです。

次のステージはこんな世界

 

それによってどうなれるのかって?

 

半分でしか生きていなかった
あなた自身が「全部」になります。

まるで半円だったものが
「円」になります。

 

白だけしかなかった陰陽対極図に
やっと黒が登場して

陰陽がバランス良く循環し
生命の力を湧出させていきます。

 

 

あなた自身の変化と共に

周りの人への受け止め方・関わり方も
変わってきます。

 

「やる・できる・がんばる」
だけが正しかった
強者半分だけのあなたは

人のことも

やる人・できる人・がんばる人
だけがOKだったはずです。

 

もちろん、口では
そんなことは言ってなくても。

しかし折々、内心ではイラッときたり
していたのでは。

 

「やる・できる・がんばる」
だけをOKにしていると

 

やれない、できない、がんばれない

の、意味がわからない。

価値がわからない。

それ以外に何があるのかもわからない。

なんでできないのやれないの
がんばれないの?

としか思えない。

とても「それでいいよ」なんて言えない。

受け止められない。

優しくできない。

 

残念ながら
そういうことになってしまう

というのが、心の法則。

 

「多様性を認めよう!
ダイバーシティ!」

と掲げてみても

 

「心理的安全性!
どんなことでも言ってねー!」

と呼びかけてみても

 

自分自身とそのスローガンとの間に
限りなくミゾと矛盾が
生じることになります。

 

 

でも本当は
もっと多様で豊かで優しい世界を
望んでいるからこそ

今ではない別の世界・・・
次の世界の幸せを知ってみたいからこそ

きっとあなたは今そこで
立ち止まったのではないでしょうか。

 

 

だからこそ、あなた自身が
まずは自分のことを
まるっとOKする。

そこからです。

 

「やる」も「やらない」も

「できる」も「できない」も

「がんばる」も「がんばらない」も

両方OKにして「円」になることで

その先には

 

強者のみが勝つ
弱肉強食の世界ではなく

いろんなものがあっていい
強さも弱さもまるっと包括した
豊かな互恵の世界。

 

自分自身の意識の変化によって

今そこにいる、その場所が
そんな新しい世界に変わっていることに
気がつく時がきっと来るでしょう。

 

それが

これまでやれてきた人
できてきた人
がんばれてきた人が

さらに「次」のステージに転換する時の

いわば「ロードマップ」。

 

今、立ち止まっている方がいれば

少しそんなふうに

未来を眺めてみてくださいね。

 

 

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

経営者の認識変容ナビゲーター
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社 代表取締役
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京藝術大学作曲科卒業。演奏家・作編曲家として約20年、第一線で活動した後、人生の大きな転機を経て心理分野へ転向。2013年に心理カウンセラー/講師として開業し、個人相談、講座、企業研修などを通じてのべ3,000人以上の変容に携わってきた。

悩みや停滞の表面ではなく、その奥にある“無意識の前提”に着目し、根本原因に素早くアクセスする独自メソッド 「ビリーフリセット®」を確立。人がどのような認識で世界を見ているのかを見抜き、その変化を通して、存在と現実の両方を動かしていくアプローチを行っている。

わかりにくい心の構造を論理的に言語化する力と、本質を捉える俯瞰力・洞察力に定評があり、近年は特に経営者・リーダー層から高い支持を集めている。個人セッション、講座、企業研修のほか、後進育成にも力を注いでいる。
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