「他人が嫌い」と「自分が嫌い」はイコールだから

前回の記事 はけっこう反響がありました。
やっぱり「他人」のことで頭を悩ましている方は多いんですねえ。

わかっちゃいるけど、やっぱり・・・・というのが難しいところですね。

さて、今日は続きというか、もう一つ「他人ネタ」です。

今日もなかなか言いにくいお話というか、ちょっとヤなかんじがする話だと思います。
ヤな人は早く逃げてね(笑)

心理の世界で言われている法則をもう一つ。

他人のことが嫌いなのだったら、
それと同じ分だけ、実は自分のことが嫌い。

ということなんです。

たとえば
ズケズケものを言うあの人が嫌い!
というあなたは、
ズケズケものを言う自分が嫌い!
なはずです。

「えー!そもそも私、ズケズケものなんか絶対言わないし!それ、私じゃないし!」

って思うかもしれないけど、まさにそれ。

ぜーったいそれ、しないでしょう?
てことは、ぜーったいそれはしちゃダメなことなんです、あなたの中では。
ズケズケものを言う自分なんてのは、ありえないくらい、あっちゃダメ。

仮に自分が、どうしてもやむにやまれずズケズケものを言ってしまったとしたら、どんな気分になるでしょうか?

たぶん、すっごくヤな気分になるんじゃないかな。
落ち込んだり、自分を責めたり。

バカバカバカ!なんてこと言っちゃったのアタシ!
もう死にたい!世の中ぜんぶから隠れて消えてしまいたい!!

なんて思ったとしたら。
ほら、そんなに私は「私」のこと「消えてしまえ」と言ってるくらい、嫌ってます。
バカバカバカ!と責めまくっています。
存在価値を抹殺したいくらい、絶対的に許してません。

それ、嫌ってるってことだよね?

そこまで私が「そういう私」のことを嫌ってるから
「そういう他人」が現れた時に、嫌いになるんです。
これ、いつもイコールなんだよね。

もちろん、これは意識できない心の領域・・・無意識(潜在意識)で起こっているコトなので、なかなか自覚できないんですが。

「できない他人」が嫌いな人は、「できない自分」のことも嫌いなはずです。

「弱っちい他人」が嫌いな人は、「弱っちい自分」のことも嫌いなはずです。

「幸せな他人」が嫌いな人は、「幸せな自分」のことも許していないはずです。

他人の嫌なところばっかり見えて嫌な気分になる人は、自分の嫌なところばっかり見て嫌な気分になっているはずです。

自分のことを許していなければいないほど、他人のことも許せません。

つまり

自分を嫌う量 = 他人を嫌う量

なんですねー。
これ、バランスしてます。
これが心の世界の法則です。

あーあ、ヤな話ですいませんねえ。
でもこれが腑に落ちると、実はものすごく楽になるんです。

だって、嫌な他人をどうにかしようとする必要がなくなるんですから。

自分が自分を嫌ってるの、やめてけばいい話になるから。
自分が自分を許す量を、増やしていけば済む話になるから。

自分一人で解決できるということになるんですから。

自分が自分のこと

「それもいいんじゃなーい」
「これでもいいんじゃなーい」
「そうでなくたっていいんじゃなーい」
「そんなところだってあっていいんじゃなーい」

とゆるく考えられるようになればなるほど、
そんな自分でもいいよね、って思えてくればくるほど

他人のことも

「それもいいんじゃなーい」
「これでもいいんじゃなーい」
「そうでなくたっていいんじゃなーい」
「そんなところだってあっていいんじゃなーい」

と思えるようになってきます。
やがてどうでもよくなります(笑)

「え〜〜、なんでもかんでもいいんじゃなーい!なんて言ってたらダメになる!」
って、そんなあなたはおっしゃるかもしれません。

そこ、それ!
あなたが今現実だと思って見ているその場所が
「ダメになるワールド」っていうのです。
「ダメになる」が前提で構築されている世界。

こうしないと、ダメになる。
こうしてしまったら、ダメになる。
ほっといたら結局どんどん、ダメになる。

全てがそう見えてしまう世界です。
そこにいると、自分が信じられず、他人も信じられません。

自分を嫌う人は「ダメになるワールド」に住んでいるし、
「ダメになるワールド」で生きるということは、
自分を嫌いでい続けるということになるんです。

だから、自分を嫌いな分だけ、他人も嫌いでしょうがなくるんです。

結局「ダメになるワールド」から出ないと、自分にOKを出すのは難しいということになるのですが・・・。
でも自分にOKを出していかないと、「ダメになるワールド」から抜けられない、という・・・。
けっこうこのへんのカラクリは巧妙なので、なかなか難しいところでねえ。。

しかし、道はあります。
少しずつ思考を問い直して、頭の中をクリアにしていくステップを積み重ねることで、いつか「ダメになるワールド」から抜けられる日がきます。

「いいんじゃなーい」って言ってても大丈夫だったんだ!って
少しずつ実験と実証を重ねていくことで実感できてます。

「ダメになるワールド」から「大丈夫ワールド」へ脱出する道のりと、自分嫌いをやめて「いいんじゃなーい」に変わっていく道のりは同じです。

だからこそ。

他人のことを嫌いになったら
それと同じ分だけ、
自分が自分のこと、嫌ってるんだな

って、ちょっと一歩止まってみるのは新しい選択です。

えっと、私、自分の何を嫌ってるんだっけ?
何を許せない!ダメ!と言ってるんだっけ?

と、自分の思考を振り返ってみましょう。

だいたいの場合、当然のように「ありえない!」と思っていることだったりします。
それこそが、あなたが自分にOKを出すと「効く」ポイントである確率が高いです。

だから、嫌いな人というのは、
自分が自分の何を嫌っているのかを、教えてくれる存在だし、
そこを「いいこと」にしたら自分がもっと楽になれるポイントを、教えてくれる存在でもあるのです。

究極的には、私たちが癒されていない部分、癒されるべき傷のありかを教えてくれる存在であるとも言えます。

ヤだけどね(笑)

でも、嫌いが悪いってわけじゃないです。
嫌いなんて言ってる自分のことも
「いいんじゃなーい」って言ってあげましょう。

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

経営者の認識変容ナビゲーター
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社 代表取締役
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京藝術大学作曲科卒業。演奏家・作編曲家として約20年、第一線で活動した後、人生の大きな転機を経て心理分野へ転向。2013年に心理カウンセラー/講師として開業し、個人相談、講座、企業研修などを通じてのべ3,000人以上の変容に携わってきた。

悩みや停滞の表面ではなく、その奥にある“無意識の前提”に着目し、根本原因に素早くアクセスする独自メソッド 「ビリーフリセット®」を確立。人がどのような認識で世界を見ているのかを見抜き、その変化を通して、存在と現実の両方を動かしていくアプローチを行っている。

わかりにくい心の構造を論理的に言語化する力と、本質を捉える俯瞰力・洞察力に定評があり、近年は特に経営者・リーダー層から高い支持を集めている。個人セッション、講座、企業研修のほか、後進育成にも力を注いでいる。
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