今だから言うけどほんとにたいへんだった

今日の記事は、書こうかどうしようか、ちょっと迷った。

私にしては珍しく自分の話だし、一見後ろ向きでしんどい話のようだからだ。

でも奥にある意図としては明らかに未来向きだし、これを書くことで自分にとっての次のステージへと、気持ちの整理になるのではないかと思ったので、書くことにした。

というわけでこれは、少し早いけど年末振り返りモードの個人的つぶやきである。

私、たいへんでした

今年はほんと、激動激動。

でも私は基本的に変化に強い。

自分から好き好んで変化を起こしているし、激動することそれ自体にはそれほどストレスを感じない方だと思う。

でもなんかね、このタイミングで言っておかなきゃいけないような気がして。

 

今だから言うけど。

いやー、特に夏から秋まではほんっと大変だった!

そう、言いたいことはとにかくこれ。

ええ、ええ。私、たいへんでした。

はあ〜。

 

はじまりは去年の暮れ。

ちょうど1年前、2018年の12月末に離婚。

2人で役所に行って籍を抜いた。

私自身、この時点ではたいしたダメージはなかった。

これくらいのことはかすり傷だ、その後のことを思えば。

本当の修羅場は半年後にやってきた。

 

離婚後も引き続き、元夫が代表として2人で続けていた会社。

これが坂道を下るようにどんどん資金繰りが苦しくなり、とにかく一刻も早く出血を止めるために、都内で借りていた自宅やオフィスを一斉に退去。鎌倉の家1箇所に縮小した。

さらに会社を一緒に続けるのはやめることを決意。

結論として、7月末で彼が会社を去り、8月から私が引き継いで代表になった。

その時点で会社にはそれなりの借金があったけれど、それも込みで私が引き受けると覚悟した(追記:2024年に完済)。

念のために言えば、代表の引き継ぎは押し付けられたことではなくて、私がそうしたくて「する」と言ったことだ。

それについては自分の中でちゃんと意思と覚悟があった。

くわしくはこちら

 

そして2人で住んでいた鎌倉の家をたたんで、お互い一人の家に住み替えることを決意。

引っ越しも同時に遂行した。

ここまででも一山も二山もあったのだけど、それでもまだ修羅場の入り口程度のものだ、その後のことを思えば。

本当の修羅場はここからだった。

久々に不安がやってきた

彼が会社を去るにあたって、お金のことで揉めた。

いや、先方の認識がどうかはわからないし、法的客観的に見てどうなのかも私は知らない。

しかし少なくとも私の認識では「揉めた」という解釈がピッタリで、とても理不尽な感情に何度も襲われた。

 

それはたぶん、これまで抑圧してきた数年分の澱のような感情も引き連れていたと思う。

とにかく消化しないまま飲み込んだようなものをたくさん抱えて、私は一人で会社を背負っていくことになった。

そして「もうこの人とは関わりたくない」と初めて思った。

離婚した時はそんなふうに思わなかったけれど、ついにそう思った。

 

会社を背負うということは、お金を背負うということでもある。

8月以降、実際に引越しで家がゴタゴタな上、登記や事務処理、残務整理のゴタゴタも続く中、それまでに残った支払いの請求がドカドカやってくる。

 

とにかく元夫/前代表と私とは金銭感覚が違う。

彼の金銭感覚で運営して積み上がった諸々の請求を、残された私が払うのか!・・・という捉え方も、多分に私の解釈と感情が含まれているのだけど、どうしてもそう感じてしまう日があったのも事実。

そうでなくとも引っ越しも重なったことで夏の出費は大きく、あれこれ含めてとにかく毎月あっちこっちから請求やら支払い期限やら来るので、馬力入れて稼ぐことに必死にならざるを得なくなる。

どこから借入れするかだって思案することになる。

9月、10月は本当に、「支払いの不安」と「稼がなきゃの不安」と「資金調達の不安」、というおそらく経営者にとって普遍的な不安症候群の洗礼を、漏れなく私も受けることになった。

不安サイクルや「ダメになるビリーフ」からはかなり距離が取れているつもりの私でさえ、この時ばかりは久々に不安と閉塞感を味わったし、眠りが浅い日もあった。

「はあ、これかあ〜。これはキツいわなー」と、世の経営者さんたちの胸の内が少しわかる気がした。

 

時々、私は今これを「体験させられてる」んじゃないかと思ってみたりした。

天とか神さまとかが「会社やるなら、おまえそれ、わかっとけな。」みたいな。

あーはいはい、すいません、おそれいりました、よーくわかりましたですはい。

そういうことかと思ってみると、乗り切れるような気がした。

 

でも、人様の心に関わるこの仕事。恐怖に駆られて「金じゃーー!w(°д°)w」という形相でやるもんじゃない(笑)。

こんな中でも、いやこんな中だからこそ、いかに自分のコアに意識を戻し、コアを掘り出し続けられるか。

そこにしか道はないのもわかっていた。

 

ブレるな! あーでも不安が・・いやもう無理。いやいやブレたら違うだろ、あーでも不安が。。。

そんなこと言うと「えー、あやさんでもそんなことあるんですね!?」とか、すぐ言われるんだけど(笑)

いや、ありますって。人間だもの。

そのほかにも、顧問税理士のことでありえないトラブルとか、まあほんとにゴタゴタが終わらない終わらない。ダラダラ続いて9月、10月。

・・・しんどかったねー。

一人で忍耐

幸い、事業に関しては、夏から新たに通い始めた経営塾でいろいろな話を聞いたり具体的なアドバイスをもらったりできたので、それはとても支えになった。

そのおかげもあって、11月からはどうにかお金の動きも落ちついてきて、ひとまずほっとできた。

でもね、私この期間、誰にもこんな顛末は言わなかったし、どこにも書かなかった。

どこで何を言われているかは知らない。何か言われることはあったとしても、自分は言うまいと思った。

口に出して関係各所に迷惑かけたり、泥仕合になったり、とばっちり飛ばしたりするのは避けようと思って、一人で忍耐してた。

 

単に弱音が吐けないとか、人に頼れない性格とか、言ってしまえばそういうことだろうとは思う。

いや、よっぽど相談したい、ただ聞いてほしいと思ったことはあった。

聞いてもらうならあの人かな、この人かな、まで考えた。

でも結局しないで乗り切った。

前向きに考えれば、さきほど書いたとおり、これは私が新しいステージで「経営者マインド」を知るための修行であり一里塚であったのだろう。

経験は肥やしに

やっと落ち着いてから初めて、学び仲間の経営者さんに、こういうたいへんだった話をした。

「そうだったんだー!」と少し驚きつつ、「でもカミングアウトしてくれてうれしかった」と言われた。

ご自身がまさに同じような体験をしてこられたことを話してくれた。

そして「カウンセラーでありながら会社をやって、経営者のこの気持ちがわかるのはとても貴重なことだよ」と言っていただいた。

 

ああ、そうか。それが私の強みになるのであれば、望むところだ。

なぜなら、私はこの先さらに、経営者や事業主の方たちに関わっていきたい思いがあるからだ。

「自分を良くして、社員を良くして、会社を良くして、世の中を良くしたい、国をよくしたい」と願う、志高いリーダーの方達や

自分のハートに灯った「世の中良くしたい」の思いを小さな一歩から形にしようとする個人事業主の方達の、それぞれの「良くする」を心理の面からサポートしたいからだ。

それが私にとっての「人を良くして、世の中を良くする」の実践の一形態だからだ。

今回の私の経験がそんなこの先のヴィジョンにつながるのであれば、これはよい「肥やし」となっていくだろう。

来年は、助けてほしい

けど、もう一度言うけど、ほんとたいへんだったのよぉー(笑)

だから今、年末ですし、来年に向けてあえて言いたいと思います。

 

これからは、もうちょっと人を頼りたいです。

私、大丈夫そうに見えるかもしれないけど、そんなに大丈夫じゃありません。

「大丈夫かな?」って気にかけてほしいし、声かけてほしいです。

助けてほしいです。

ただ話を聞いてもらったりしたい。

新しい視点を教えてほしい。

相談に乗ってほしいし、「こうしたらどう?」って言ってもらいたい。

「こういうのがあるけどどう?」って提案してもらえたり

「こういうのやってみる?」って声かけてもらえたらうれしい。

「あーあー見てらんないな、やってあげるよ」なんて言われてみたい(笑)

私一人で考えて、私一人で主催して、私一人で動かすのは、それもおもしろいけど、それだけじゃ疲れました。

たまには誰かに呼んでほしいです。

一緒にやろうよって誘われたいです。

来年はそんな自分になれるように、ちょっとゆるむことをがんばります。

 

ゆるみながらも、攻めるとこは攻める。

これからの時代の次の価値観を発信して、同じ志の人とつながる。

そんなふうでありたいと思います。

ちょっと早いけど、今年の振り返り、とりあえず第1弾でした。

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

経営者の認識変容ナビゲーター
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社 代表取締役
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京藝術大学作曲科卒業。演奏家・作編曲家として約20年、第一線で活動した後、人生の大きな転機を経て心理分野へ転向。2013年に心理カウンセラー/講師として開業し、個人相談、講座、企業研修などを通じてのべ3,000人以上の変容に携わってきた。

悩みや停滞の表面ではなく、その奥にある“無意識の前提”に着目し、根本原因に素早くアクセスする独自メソッド 「ビリーフリセット®」を確立。人がどのような認識で世界を見ているのかを見抜き、その変化を通して、存在と現実の両方を動かしていくアプローチを行っている。

わかりにくい心の構造を論理的に言語化する力と、本質を捉える俯瞰力・洞察力に定評があり、近年は特に経営者・リーダー層から高い支持を集めている。個人セッション、講座、企業研修のほか、後進育成にも力を注いでいる。
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