親にガックリきて、やっと大人になっていける

大人になるってどういうこと?

いろんな見方があると思うけど

私はこう思う。

親が「ただの人」だったことを
受け入れること。

ふつうにいろいろある
ただの女性。

ふつうにいろいろある
ただの男性。

理屈というより、もっと深い
インナーチャイルドの領域の話です。

その部分で
「なんだ、そうだったのか」
と、ある意味ガックリと
わかってしまうこと。

それができた時
身体だけでなく、経済だけでなく
心も本当に「大人」になる。

逆にいうと
いくら経済的に自立して
別の家に住んでいたとしても

無意識に親のことを特別な人として
なんとなく上の方に
まつり上げているのなら

そして
今ここにはいるわけではない親の顔色が
いつも自分の心の中で
何かを訴えているのなら

精神的にはまだ「子供」なのだ。

私はそう思っています。

そういうわけでもなかった

子供の頃の自分が思っていたほど

それほど何でもわかってるわけでもなかった。

それほどすごくも立派でもなかった。

それほど揺るぎなく正しいわけでもなかった。

それほど愛にあふれてるわけでもなかった。

けっこう偏ってるし視野が狭かった。

けっこうブレブレで気分次第で怒っていた。

けっこうヤンチャでエロかった。

けっこう自己中で見栄っ張りだった。

実は怖がりで寂しがりだった。

実は傷ついてボロボロだった。

実は自信がなくて罪悪感まみれだった。

実は誰にも言えない秘密を抱えていた。

・・・なーんてことも
当たり前にあるんだよね。

あなたも私も
そうであるようにね。

人間だもの。

親は神様

子供にとって親は「神様」。
見上げるような圧倒的な存在です。

いつもニコニコ笑顔で
やさしくて愛いっぱいで
知恵深く何でも知っていて
いつも見守ってくれて
導いてくれて
清く美しく、ゆるぎなく
いてくれるはず

って信じてる。

いつもご機嫌うるわしゅうおわしますように・・
と、お伺いを欠かさない。

だからこそ
神様の意に沿わない
なんてことがあったら大変!

神様が
怒ったり悲しんだりするなんて!

もう「祟りじゃー!天罰じゃー!」って
パニックになって

「私のアレがいけなかったのだ!」
「コレがお気に召さなかったのだ!」
とオタオタして

ハハーーッとひれ伏して平謝り

「鎮まれー!鎮まれー!」って
お百度参りでも雨乞いでも
なんでもしちゃう。

子供の無意識って
そういうことをやってるんだよね。

それが大人になっても
無意識の領域で
ずーっと続いていたりします。

その「神様」であらせられますところの「親」は
いつしか「世間様」に
姿を変えていたりするのだけれども。

だから今でも
ちょっとした他人の顔色に
「私のアレがいけなかったのだ!」
「コレがお気に召さなかったのだ!」
とオタオタしてるわけです。

無意識の世界では
原点は親なのです。

自分は尊厳、親には尊重

「他人軸」の大元とは
そういうところにあります。

「他人軸」とは
まだ手付かずになっている
潜在意識領域の「子供による親の神格化」
からくるのです。

それをやっている間は
まだ精神的には「子供」だと
私は考えています。

 

だから、大人になるとは

親が神様なんかではなく
普通の人間であったことに
気づくこと。

そこから始まります。

それは自分自身の自己受容ともセットです。

自分自身の
きれいなところも汚いところも
ちゃんと見て受け入れることと

親自身の
きれいなところも汚いところも
ちゃんと見て受け入れること

両者はイコールなんです。

どっちも平行してやると早いです。

 

まずはガックリくることです。

自分にも、親にも。

そんなもんか。

そんなもんだ。

 

そうするとね、次に
人間としての受容、つまり「愛」が
浮き上がってきます。

しょうがないね。
切ないね。
やれやれ。
どうにもね。
いいよ、それで。
愛おしいよね。

そんな人間愛に変わっていく。

 

その時に

自分も「尊厳」を取り戻し

親にも「尊重」ができるようになる。

「尊敬」というより「尊重」がいいと
私は思います。

自分も人間。
親も人間。
立ち位置はフラット。

親も自分の感情を好きに感じて
好きなように生きていいのです。

今まで生きてきた姿が
「好きに生きた」結果です。

それをそのまま
大事にしてあげることです。

それが自分の「よかれ」とは
違っていたとしても。

だって自分とは違う人間だもの。

同時に自分もまた
自分の感情を好きに感じて
好きなように生きていいのです。

それが親の「よかれ」とは
違っていたとしても。

だって親とは違う人間だもの。

その結果
親が悲しむのも怒るのも
また自由です。

感情は自由に感じさせてあげよう。
人間だもの。

 

違う人間同士
違いを受け止めあって
尊重し合って生きましょう!

とかってよく言ってるでしょう。

一般論では「だよね」って思うのに

なぜか親相手には
そうは思えてない人がいっぱいいます。

親とは同じじゃなきゃいけないって
自覚なくそう思いこんでる人が
いっぱいいます。

違うことは「神様」に背くこと
ってなってたからね。

さあ、大人になって
自己肯定感を取り戻し
自分の尊厳を持って
自分の意思を軸に生きる。

そうしていきたいなら

あなたの無意識領域の親を
「神様」の座から
下ろしてあげてください。

一度はちゃんとガックリしてください。

そう思うことに
罪悪感は必要ありません。

むしろ罪悪感が邪魔をする。

罪悪感は罠です。
退けてください。
退けても愛は残るから大丈夫です。

そして、人間として
「それでいいよ」
「私もそうだし」
と言ってあげてください。

もう見上げる存在はいません。

あなたはもう
上から守られないと生きられない人ではありません。

親にも、他の人にも
同じ地面に共に生きる人間として

あなたが愛の眼差しを
注ぐ人になるのです。

それが精神的な「自立」であり

それが大人になるということです。

 

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

経営者の認識変容ナビゲーター
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社 代表取締役
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京藝術大学作曲科卒業。演奏家・作編曲家として約20年、第一線で活動した後、人生の大きな転機を経て心理分野へ転向。2013年に心理カウンセラー/講師として開業し、個人相談、講座、企業研修などを通じてのべ3,000人以上の変容に携わってきた。

悩みや停滞の表面ではなく、その奥にある“無意識の前提”に着目し、根本原因に素早くアクセスする独自メソッド 「ビリーフリセット®」を確立。人がどのような認識で世界を見ているのかを見抜き、その変化を通して、存在と現実の両方を動かしていくアプローチを行っている。

わかりにくい心の構造を論理的に言語化する力と、本質を捉える俯瞰力・洞察力に定評があり、近年は特に経営者・リーダー層から高い支持を集めている。個人セッション、講座、企業研修のほか、後進育成にも力を注いでいる。
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