激流の時代をタフに生きるための3つの「心の力」

激流の時代に問われていること

2022年明けて、少しずついろんな様相が変わってくる気配のようなものを感じます。

あいかわらずテレビや「公(おおやけ)」のようなところから出される情報は、意図的に下向き、下向き、下向きですし、確かにこの先下向きの重力も大きくなるでしょうが

それとは全く別の地平からは、微かな希望を秘めた雪解けのような便りも届いています。

要するに今という時、闇も光もカオスになって混在し、渦巻き、怒涛の流れとなってぶつかる時代。

自分がどっちを向いてどう立つのか、ということが個々人の選択として委ねられています。

 

そんな時代にあって、この先ますます重要になるのは一人一人の「心の力」です。

心の力が強い人は、激流の中にあって自分を見失わず、しっかり舵取りして波に乗っていける。

心の力が弱い人は、自分で自分の舵取りができず、激流に呑まれるばかりで方向を見失う。

過酷なようですが、そういうフェイズに来ているように思います。

3つの「心の力」

では「心の力」とは具体的にどういう力か?というと


1.自分の感情をわかって、扱える

2.自分の思考をわかって、扱える

3.自分の意識をわかって、扱える

この3つの「わかって、扱える」がカギです。

これができている人が「心の力がある人」だといえるでしょう。

ためしに、それがないとどうなるかというと

1.自分の感情をわからず、扱えないと

なんか知らないけどムカついた、とか

どうしても落ち込んじゃう、とか

よくわからないけどモヤモヤする、とか

要するに自分の感情に対してなんだかよくわからない状態。

あるいは「はからずもそうなっちゃった」という不如意な感覚がついて回るのです。

さらに、自分の感情がわからないと、身の回りの他人や大切な人の感情にも気づかず、共感も受容もできず、どう対処していいかわからないということになります。

参考記事

 

2.自分の思考をわからず、扱えないと

自分が狭い概念にとらわれていることにも気づかず、これが絶対だ!と固執し

無意識にそれを他人に押し付けたり、傷つけたり

自分で自分の無理な理想に縛られて自分の首を絞めていたり

その苦しさの理由もわからず、無闇に彷徨うばかりになります。

参考記事

 

 

3.自分の意識をわからず、扱えないと

外側から浴びるエネルギーを無自覚に拾って同調し、いつのまにか煽動されていたり

自分のあり方を自分で選べない、自分の未来を自分で選べない、自分が未来創造できることを知らない・・・

いつも「どうなるかわからない」という不安と「こうなっちゃった、そうなっちゃった」という「なっちゃった」人生。

総じて、自力で為す術のない無力感から抜け出せないということになります。

参考記事

 

 

タフであれ。精神的なサバイバル力

繰り返しますが、そのようになってしまうのは「自分の感情・思考・意識をわかって扱う」という力が弱いからです。

だからこそ鍵は

「感情・思考・意識」に自覚的になり、わかって扱える力。

この力があれば、自分軸で立ち位置をしっかり取り、他の人と信頼関係を作って協働し、自分の力で自分の未来を選ぶことができるのです。

本当にこの力が重要だと、私は今年に入っていっそう強く思うようになりました。

 

激流の時代にあって大切なことは

たとえどんな問題が生じても、恐れることなく翻弄されることなく、希望を失わずに自分の軌道をとっていけるタフさであると言ってもよいかもしれません。

単純に「こうすれば悩みがなくなる、楽になる」といったノウハウよりも、

そんなタフな力をつけておく方が、どんな状況にあってもよほど本質的で役に立つものです。

まあ一種の「精神的なサバイバル力」ですかね。

 

なんか今日はハードボイルドな言葉が並んでしまいますが(笑)

でも、そういう時代に移行したと思うんですよね。

心の力をつける実践的なステップ

なので今年、私は多くの皆さんにそんな力をつけていただけるような仕事をしていきたいです。

単なる知識だけじゃなくて、やっぱり実践が大事。

心の力をつけるのも、スポーツや楽器の習得と同じです。

実践、練習、鍛錬、トレーニング

そして習熟。

最初は地味でも、基礎体力をしっかりつけ、体感覚を磨いていく、体得していく。

そんな継続的なプロセスが必要です。

どうしてもね、付け焼き刃じゃなくて本物の力をつけるには、そこはしょうがないんです。

もう「フリ」とか「ゴマカシ」は通用しません。

本物じゃないと。

 

じゃあそのためには何から始めて、何をどうしていったらいいのか。

という理論と実践の明確なカリキュラムが、もうすでにできています。

皆さんに示せる状態には既になってますので、あとはもう一歩セミナーや講座という形にして発表するだけ。

そのメインプログラムとなるのが、今年で7期めになるBLC(ビリーフリセット・リーダーズ・カリキュラム)講座となります。

ここでは全9ヶ月をかけてフルでそのプロセスを実践・実感・体得できるよう、しっかり設計しています。

講座というより、実践塾というイメージかも。

詳しいことは2月に入ったらお知らせできるよう今準備中ですが、とりあえず日程を知りたいというご要望も多いため、取り急ぎ日程のみお知らせしておきますね。

BLCってどんな講座なの?
っていうところは、ごめんなさい!もうちょっとお待ちください。

7期BLCベーシック & アドバンス

リアル会場コース

すべて土日
横浜市内の会場を予定
時間は初日10:30〜18:00
2日目10:00〜18:00

・リアルベーシック
1講 4/16・17
2講 5/14・15
3講 6/11・12
4講 7/16・17
5講 8/20・21

・リアルアドバンス
6講 9/17・18(関東近郊で合同合宿)
7講 10/22・23
8講 11/19・20
9講 12/17・18

◎zoom実践コース

すべて土日
時間は 10:00〜16:30

・zoom実践ベーシック
1講 4/23・24
2講 5/21・22
3講 6/25・26
4講 7/23・24
5講 8/27・28

・zoom実践アドバンス
6講 9/17・18(関東近郊で合同合宿)
7講 10/15・16
8講 11/12・13
9講 12/10・11

 

自分の心は、自分でわかって使う。

もっとパワフルに、意図して使う。

その力が私たちにはあります。

タフであれ!!

そして、優しくあれ。

うーむ、今日はハードボイルドですね〜

ではまた。

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理カウンセラー/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸大作曲科卒。演奏家・作編曲家として20年間第一線で活動後、燃え尽き体験をきっかけに人生の転機を経て心理カウンセラーに転身。
悩みの根本原因に素早くアクセスする独自メソッド「ビリーフリセット®」を確立。個人相談から企業研修まで幅広く展開し、協会認定カウンセラーを多数輩出。Udemyオンライン講座「はじめての傾聴」は2万名超の受講者を誇る常時ベストセラー。 心の構造を論理的にモデル化する独自アプローチが、ビジネスパーソンから高い支持を得ている。

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