自分という人間の謎を解き、人生を土台から変えるカウンセリング

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カウンセリングの目的

いつもだいたい金土日は、集中して個人セッションが入っています。
おかげさまで今週も、いろいろな方と深く出会わせていただきました。

最近、私のやっていることってどういうことなのだろうか?
と、自分を振り返って考えることがあります。

それで、なんとなく腑に落ちてきたこと。
それは
私のやっているのは

自分という人間の謎を解き、
人生を土台から変えるカウンセリング

なんだな。
ということです。

世の中にはカウンセリング、セラピー、コーチングなどさまざまな手法や流派があり、
それぞれに着眼点やめざすものの違いがあります。

一見同じカウンセリングに見えても
「目的をどこに置いているか」というのは
それぞれのカウンセラーのスタイルによって意外と違ったりします。

それはもちろん、
クライアントさんのニーズの違いでもありますし、
そのようなニーズを持つクライアントさんを呼ぶ(引き寄せる)
カウンセラーの方向性というのがあるのだと感じます。

セッションにはだいたいの場合
目的と着地というのがあるものです。
目的とは、クライアントさんが望んでいることであり
着地とは、クライアントさんが満足できる結果、ということです。

たとえば

1.問題を解決することが目的
クライアントさんは、今困っている問題を
「どうしたらいいのか」を一番知りたいと思っていて
「こうしたらいい」という答えが出ることを第一に望んでいる場合。

セッションの目的は「問題の解決」になるでしょうし、
その答えが出ることが「着地点」となるでしょう。
この着地でクライアントさんが満足されたなら、それはその方にとって良いセッションだったということになるでしょう。

2.苦しい思いが楽になることが目的
クライアントさんはとにかく今、苦しい、辛い。
まずはこの苦しい思いからどうにか楽になりたい。
それを一番に望んでいる場合。

セッションの目的は「苦しさ辛さが楽になること」になるでしょうし
「楽になれた!」ということが「着地点」となるでしょう。
いわゆる「癒された」という感じもこれに近いかもしれません。

3.心のブロックを外すことが目的
クライアントさんは
何か「進みたくても進めない」という限界を感じている。
進めなくなっているのは「心のブロック」があるから
という考え方があります。

そうしますとセッションの目的は
「心のブロックを外して、進めるようになること」
になるでしょうし、
「これで進めるようになった!」ということが
「着地点」となるでしょう。

これらは一例であり
もちろん実際は複合的なものですから
必ず一つというわけではないのですが、
こんなふうに考えてみると
それぞれのカウンセリング・スタイルの性質というものが見えてくるような気がします。

それで。
じゃあ私の場合はどうなのか?
と考えたわけです。

自分という人間の謎を解く

私のところにいらっしゃるクライアントさんが
望んでいること、目的は何か?
満足される着地点はどこか?

これまでの私のセッション経験や、
いらっしゃるクライアントさんの傾向を
トータルして考えてみると、一つには

自分という人間の謎を解くこと

つまり、

自分はなぜこういう性格なのか。
なぜこんなに自己肯定感が低いのか。
なぜ、いつもこうなってしまうのか。
なぜ、こうしたいのに、そうできないのか。

そういった自分に関する
「なぜ?」という問いを強く持って
その謎を解きたくて、わかりたくて、
いらっしゃる方が多いです。

それを解く鍵を、
私のメインの手法である「ビリーフリセット」は持っています。

「なぜかこうなってしまう」には
そうなる理由が必ずあるからであり、
そのメカニズムを「ビリーフ」という概念から解き明かすのが、私のセッションの特徴です。

自分という人間の謎、自分の人生の謎を
納得がいくまで解くことができます。

そのような目的を持ったクライアントさんとともに
「そうだったのか!だからなのか!確かにそうだ!」という
深い納得の着地に至ることができるのです。

そこを納得するからこそ
「じゃあ、もうこれは卒業しよう」という判断が自然に訪れ、解放へと導かれていきます。

自分という人間の謎が解けるということは、
腑に落ちるととてもスッキリするものです。
それが自己理解・自己受容となり、
結果として、人生が少しずつ楽になり、
自分らしく生きられるようになっていきます。

人生を土台から変える

さて、私のところにいらっしゃるクライアントさんが
望んでいる目的、そして着地点。

その2つめは

人生を根底から見直し
「これまでの人生」から
「これからの人生」へと

人生のステージを変えること

だといえます。
このニーズは、私のセッションではとても多いです。

それは、私自身が、
半生をかけた音楽家人生から、
ドン底の転換期を経て
心理援助職としての人生へガラッと変えてしまった、その経験があるからでしょう。

その転換のプロセスを身をもって体験しているので
このテーマについては
一歩先行く人となれているのです。

だからこそ、
「これまでの人生」が行き詰まる際のメカニズムも
転換期のプロセスも
「これからの人生」のみつけかたも
ある程度ガイドすることができます。

このような目的でセッションにいらっしゃるクライアントさんは
目先「楽になること」だけを求めているのではありません。

自分の今直面している状況が
単なる「問題解決」のレベルでどうにかなるものだとも思ってらっしゃいません。

「人生このままではもうダメだ」という
人生全体からの「黄色信号」を
心の深いところでキャッチしているからこそ
人生の土台を変えることを見据えて、いらっしゃっています。

だからやはり
このようなクライアントさん達にとっての目的は

人生を根底から見直すこと

であり、着地は

「これまでの人生」から
「これからの人生」へと

人生のステージを変えること

なのです。

これについても
私の手法である「ビリーフリセット」は
たいへん有効なはたらきをします。

なぜなら「これまでの人生」を作っていたのは
古い「ビリーフ(信じ込んでしまった観念)」であり
そのビリーフをリセットして「更地」のようになった場所から、
「これからの人生」の土台が新しく育ち
新しい人生のヴィジョンが芽生えていくからです。

人生の新しいステージへ!

このようなことにあらためて思い至り
「ああ、私はやっぱり
そういうセッションが望みだったし
そういうクライアントさん達と出会って
ご一緒に探求するのが楽しいんだなー」
と感じています。

そういうわけで、
私のカウンセリングを一言でいうと

自分という人間の謎を解き、
人生を土台から変えるカウンセリング

というわけです。

あえて逆にいうなら

問題解決だけが目的ではありません。
癒されて楽になることだけがゴールではありません。

ということです。

自分という人間を理解し、受容して
自分の心のメカニズムを使いこなしましょう!

「これまでの人生」という古いステージを卒業し
人生の新しいステージに立ちましょう!

その新しいステージで
もっともっと

あなたがあなたらしく
輝きと力を発揮して

多くの人を、社会を
ハッピーにしていってください!

これが私の願いであり
セッションの目的であり
私のカウンセリング・スタイルです。

 

この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理カウンセラー/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸大作曲科卒。演奏家・作編曲家として20年間第一線で活動後、燃え尽き体験をきっかけに人生の転機を経て心理カウンセラーに転身。
悩みの根本原因に素早くアクセスする独自メソッド「ビリーフリセット®」を確立。個人相談から企業研修まで幅広く展開し、協会認定カウンセラーを多数輩出。Udemyオンライン講座「はじめての傾聴」は2万名超の受講者を誇る常時ベストセラー。 心の構造を論理的にモデル化する独自アプローチが、ビジネスパーソンから高い支持を得ている。

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