石垣島へ!
エコビレッジビルダー”銀ちゃん”こと、山納銀之輔さんが建設中の、石垣島「絵本の村」見学会&ワークショップに参加してきた。
私自身は今時点で、何か具体的に考えているわけではないけれど、百聞は一見にしかず。
まずはそれがどういった感覚なのか、知ってみたいと思った。
この社会はいずれ、これまでのようなお金と経済が圧倒的にリアリティを持つ世界ではなくなっていく。
大なり小なりそんな予感をキャッチして、次の生き方を思い描き始めた人たちが集まった。
お話を聞くとほとんどの方が、いずれはエコビレッジをやりたいとか、関わりたい、とおっしゃっていた。
★山納銀之輔さんて誰?何?っていう人は、とりあえずYouTubeで、ひすいこたろうさんか、ToolandVlogさんとの対談を見るのが第一歩に良いかと思います。
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エコビレッジとは
銀ちゃんの定義:エコビレッジとは
一生寝床と食べ物に困らないところ。
何のため? →地球存続のため
世界にはすでに、ヨーロッパにもアジアにも、歴史ある大規模なものから、極めて小規模なものまで、エコビレッジが3000くらい存在しているという。
・自然の摂理に沿って、地球を汚さない、壊さない暮らし方。
・買う豊かさから、創る豊かさへ。
・この世界(自然・地球)はちょうどいいものが、ちょうどよいように手に入る。
・地球には治る力がある。人間が余計なことをしなければ。
(銀ちゃん談)
有名な「全自動の法則」に象徴されるように、そこには絶対的な地球への信頼がある。
描いて伝えるリーダーシップ
銀ちゃんの人間力とリーダーシップが素晴らしいことはもちろんだけれど、今回さらに強く感じたのはもう一つ、描いて伝える力。
未来の村はこんなふうになるんだ!いう具体的なヴィジョンを細部まで描き、
みんながありありとイメージできるように、素敵なスライド画像を見せて生き生きと語り、
たくさんの人から「うわ〜いいなあ!それ素敵!」と感動を引き出し、
ワクワクとやる気を掻き立てていく。
創り出す建築もプロダクトも全て、美しいデザイン性と遊び心を持つことが大事。
基底に流れるマインドは、オープンで清濁合わせ呑むナチュラルさ。偏狭なドグマなく、極めて自由。
だからこそ、これだけの多くの人が集ってきて、村づくりの仲間になっていくんだなあと思った。
さあ、自分はどうする?
単なる原始生活に逆戻りするのではなく、現代文明の恩恵と豊かさは十分に享受しながらも、自然の循環をそのまま生かして全てを自分たちで創っていく暮らし。
「縄文に戻れ」じゃなくて「ネオ縄文」。
「そんなのキレイゴトだよ、無理でしょ!」って、今までだったら思われたかもしれないけれど
「無理じゃないんだよ。誰にでも可能なんだよ。実際にこうやってできてるんだよ。」ってことを、ご自身の経験と、世界中に存在するたくさんの実例を根拠に熱く伝え続けている。
そのメッセージをどう受け取り、そして自分は何を選ぶか。
一人一人が自分にさらなる問いかけを抱いて、石垣島の2日間が終わった。
さて、私の中では何が熟成していくのかなあ。