自信がないという人は
自分が嫌いなことが多い。
自分が嫌いな人は、嫌いな理由を
あれができないから、これがないから
ココがこうだから…と色々言うけど
実はそういう理由は
「嫌い」が先にあっての、後付けの「ネタ」でしかない。
「嫌い」を言うためのネタはいくらでも見つかるから
その理由をどれだけ克服しようとしても
また次の理由が永遠に見つかるだけ。
「自分が嫌い」の本当の理由は
自分は愛されてないと思ってしまったから。
誰に?
親に。
なぜ愛されてないと思ってしまったのか。
もらえなかったから。
だっこしてもらえなかった
欲しい時にミルクがもらえなかった
一緒にいてもらえなかった
見てもらえなかった
かまってもらえなかった
ほめてもらえなかった
安全がもらえなかった
安心がもらえなかった
笑顔を見せてもらえなかった
あたたかい思いをもらえなかった
気持ちを受け止めてもらえなかった
(裏返しで「◯◯された」もあるけど同じこと)
なんらかの親の事情でもらえなかった。
それが事実。
そしてその事情は
赤ちゃんであったあなた自身に由来はなく
親自身の大人の事情であるということ。
愛されなかった、は解釈。
もらえなかった、が事実。
もらえることが愛されることである
という赤ちゃんの定義からしたら
もらえない私=愛されない私
になってしまうんだね。
そうやって「愛されない私」キャラ設定の
人生が始まる。
だからこそ、これを転換するには
もらえなかった事実を認めてしまうことだと
私は思っている。
愛されたかどうか、
そんなものは基準がないから測れない。
あの時の親の心の中身なんか誰もわからない。
でも、実際にもらえてたかどうか、
それはわりと事実。
認めてしまえ。
まことに残念ながら、自分はもらえなかったんだ。
あの時の親は、私にあげられなかったんだ。
残念ですが。
そういうことだ。
いっぺんちゃんとがっかりするといい。
そして、そのことで小さい自分はとっても
怖かった
寂しかった
悲しかった
不安だった
心配だった
不満だった
怒っていた
無力だった
みじめだった
ほんとはほしかった
してほしかった
ほしかったよーー!!
この根源の感情を、心底ちゃんと感じること。
感じることにOKして、ちゃんと涙して
「そうだったねー、ヨシヨシ」してあげること。
これができたら、
愛されない問題
自分が嫌い問題
自信がない問題
を解決するための土壌改革はだいぶ進むし
カウンセラーやセラピストが
このシンプルな構造を腑に落としていたら
いろいろ回り道せずに
やるべきことへシンプルに向かっていける。
はず。
と私は考えています。
そしてね、
今、親であるあなたは
我が子にあげられなかった自分が悪いと
思わなくていいの。
いっぱいいっぱいで
それどころじゃなかった自分と
そのくらい
まだまだだった自分のことを
まことに残念ながら
しょうがねーなー
と諦めてください(^ ^)
参考記事