諸行無常の意味
全ては時とともに、常に移り変わっていくものです。
諸行無常
とも言いますが
「諸行無常」と聞くと多くの人は反射的に
「虚しい、切ない」のような、ちょっと空虚なイメージが浮かぶんじゃないでしょうか?
それ、平家物語の読みすぎだと思う(笑)
祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり
とか、学校で暗記させられたしね。
いや、平家物語は虚しく切ないお話なのかもしれないけど(読んだことないけど)
「諸行無常」そのものはべつに、悲しいとも虚しいとも言ってるわけじゃなくて
全ては常に変わっていくよね
という世界の法則をただ言ってるだけです。
で、実際そうなんですよ。
それが顕著にわかるのが今という時代です。
3年〜5年前とはもう潮目が変わっている。
それを肌で感じている方も多いのではないでしょうか。
変化とズレてしまう私たちのマインド
今という時は、時代の変わり目である
ということが、いろんなところでいろんな言い方で語られています。
一例を挙げるなら
地の時代から、風の時代へ
これは、価値観の土台そのものがこれまでとこれからで、もうほとんど真逆にガラッと変わっていく・・・ということなんです。
じゃあ具体的に地の時代と風の時代は何が違って、どう変わっていくの?
というところは既にいろんな方が語っておられるので、ここでは割愛しますが
(よろしければこの記事ご参考ください)
ここで言いたいのは、
そうなんだけど。
時代の空気や流れは
明らかに変わっているんだけど。
人のマインドというものは
なかなかそれについてってないよね〜
ということです。
たとえば
こないだまで自分は
こんな感じで生きていた。
それでうまくいっていた。
なんの問題もなかった。
それなりに成功もした、いけてた。
みんなからも支持をもらえてた。
イイじゃない、こんな感じで〜。
けど、なんか最近つまり気味。
正直、疲れてきてる。
なんで上手くいかないの?
前と同じようにやっているのに。
これでいけるはずなのに。
あのイイ感じが戻ってこない・・・・
なんて状況にある方が
今、とっても多いと思います。
なんでなんだろう?
それは、自分を取り巻く流れと空気が
もう以前とは違っているからです。
以前カッ飛ばしていた車では
山道を走れない。
以前は素敵だったお洋服が
なんだかパッとしない。
そんな感じです。
まさに人生の「行き詰まり」が
目の前にやってきている。
それは、次への変化のチャンスが
やってきたということなのです。
ようこそ転換期へ
もうシーンは変わってしまいました。
舞台セットは転換してしまいました。
でも、そもそもそのことに気がついていない、認識できていない人もあり。
気がついていても、自分はまだまだこれで行けると思っている人もあり。
これまでみたいに行けないのは分かっていても、今までのやり方しかわからないから、今までのやり方にさらにターボかけて奮闘する人もあり。
奮闘してもますます坂道転がり落ちるから、もうどうしていいかわからずパニックになる人もあり。
もう自分じゃどうにもならなくなって、手も足も出なくなって、やっと誰かに助けを求める人もあり。
動けなくなって、行動を止めるしかなくなって、やっと「自分自身のあり方」について目を向け、問い直しが始まる人もあり。
そこまできたあたりの皆さんを
お待ちしているのが、私です。(笑)
ようこそ、転換期へ。
やっと行けるね、次のステージへ。
しんどいよね。
もう無理だよね。
でもそれは、今までの荷物を背負って、今までのエンジンふかして生きているから。
それを降ろして、脱いで、エンジン積み替えて
新しい世界にチューニングが合った自分になっていく。
水の流れと、風の流れに逆らわず、流れに乗っていく生き方に変わっていく。
それが、この時期に立った人に、人生が呼びかけている課題です。
私はその地図と取説をお渡しして、衣替えをお手伝いする。
ガッチリ身につけてしまったフル装備は、なかなか一人じゃ脱げないんだよね。
私の仕事はそういう仕事です。
水のように、風のように
諸行無常。
水のように、風のように
全ては時とともにどんどん流れ、移り変わり、姿を変えていきます。
刻一刻として、自然に同じ姿はありません。
それは世界の法則です。
それは怖いことでも虚しいことでもなく
季節が移り変わるように自然なこと。
だから、「これまで」に固執せず
「これまで」を握りしめず
流れに軽やかにシンクロしていきましょう。
大丈夫。
ちゃんと次のステージが
用意されていますよ。