心理学とスピリチュアルの関係
お盆ですし、少し「見えないもの」の話をします。
心理学とスピリチュアルって、人によっては「全然別もの」とか「相容れない」とか「正反対」とか、そんなイメージを持っている方もいるかもしれない。
もしかしたら「心理学はまあ信じる気するけど、スピリチュアルはちょっとねー」って思ってる人もいるかもしれないね。
だって心理学っていうと「科学的」っぽいかんじがするし、「スピリチュアル」っていうと根拠なくてアヤシイかんじがするしね。
っていうか、そういうイメージで考えている人も一定数存在する、ということですね。いい悪いじゃなくて。
で、私はどういうスタンスなのかっていうと、心理学を突き詰めていくと地続きでスピリチュアルになっていく、って思ってる。
それは別ものじゃないし、本質的に言ってることは同じです。
言い方や見方の側面が違うだけね。
別の言い方をすると
心理学は、見える肉体次元の人間のしくみ。
スピリチュアルは、その先の見えないエネルギー次元の人間のしくみ。
私はそう捉えてます。
で、スピリチュアルに馴染みがない人は、この「見えないエネルギー次元」って何よ?
ってことなんだと思うのね。
そこがまさにポイントなんです。
「エネルギー」を理解すると世界が広がる
エネルギーって言葉自体は、太陽エネルギーとか、カロリーとエネルギーとか、そういう「科学的」な分野でもよく使われる言葉だけど、
ここで私がいうのは、心や意識についても「エネルギー」でとらえるということなんです。
たとえば、もう亡くなったおばあちゃまだけど、心に思いを馳せればありありと存在を感じる・・・みたいのがあるでしょう。
特にお盆なんかは、「おばあちゃま、帰ってきた!」なんて感じたりするでしょう。
そこには、言葉を超えた「おばあちゃまらしさ」みたいなのが、リアルに今ここでよみがえってきたりするでしょう。
それって「おばあちゃまのエネルギーを感じている」っていうことなの。
「いや、そんな気がするだけだし」って
まさにそれ、「そんな気」。
その「気」がエネルギーなんですよ。
あなたはその「気」を感じられているということです。
それ、信じていいことなのよ。
つまり、亡くなった方であっても感じとりさえすればそこに「エネルギー」として存在しているということです。
そのエネルギーのことを、「魂」なんて呼んだりすることもあるわけだよね。
魂っていうと、とたんにコワイ!アヤシイ!ってなる人もいるかもだけど。
「魂」がコワイんじゃないんだよ、
思いがねじくれて執着を残してしまったコワイ状態の人の魂の話ばっかり、これまで「怪談」みたいな形で語られてきたから、「魂=コワイ!」になっちゃってるんであって。
ちなみに「霊」という言葉も同じね。
あまりにもコワイ状態のイメージで手垢がついちゃってるよね。
そういうイメージすべて取り外したら、魂も霊もエネルギーも、要は同じものであり、
意識の状態や「気」のようなもののことを言っていると思ってみてください。
人間は肉体か、魂か?
じゃあさ、おばあちゃまの話に戻りますが、亡くなったおばあちゃまがエネルギーであり、魂である、ということはなんとなく受け入れられるとして。
そんなおばあちゃまが、見えないけれど私たちといつも共にいて、心を向ければいつもつながることができる、時空を超えた存在である、と信じられるとして。
おばあちゃまは、亡くなったあとに初めて「魂=エネルギー」になったんでしょうか?
どう思う?
生きていらっしゃった時には「魂=エネルギー」はなかったの?
私はそうじゃないと思う。
生きていた時から、見える肉体の中に「魂=エネルギー」もあったんじゃないですか?
だって、「おばあちゃまらしさ、気配、たたずまい」っていうのは生きてる時からあったわけでしょう。
亡くなった後にもそれを感じるってことは、生きている時からそれはあった・・・つまり生きてる時からおばあちゃまはそういうエネルギーだった、っていうことじゃないかな?
で、それを「魂」という言い方をしてみてるわけですよ。
もちろんこれはあくまでも、自分が何をどう捉えて信じるかの問題であって、正しい正しくないの議論じゃないです。
私は、こう捉えることにしっくりきています。
つまり、人間は見える肉体であると同時に、見えないエネルギー(=魂)も同時に生きている。
見える物質と見えないエネルギー、両方の次元を同時に生きている、ということです。
ということは、それはおばあちゃまだけの話ではなく、今ここに生きているあなたも私も、そういう存在であるっていうこと。
「魂」って亡くなった人のことじゃないんですよ。
生きている肉体の私たちと一体になって、同時にここに生きているエネルギーのこと。
つまりあなたも私も魂であり、霊であり、エネルギーであるっていうこと。
それをスピリチュアリティー、っていいます。
その領域のことをいろいろ考えるのがいわゆる「スピリチュアル」という分野なんですね。
そう考えてみると、スピリチュアルって別に遠く離れた絵空事じゃないわけです。
今ここに生きている私たちの、もう一つのリアリティです。
心と意識の力
まさに、心・意識というのは、この見えない次元のエネルギーの話であり、よく言われる「あり方」というのも、実はエネルギー状態の話なのです。
意識やイメージ、思いや念はエネルギーですから力があります。
そういう力を使って現実を動かそうとするのが「引き寄せ」だったりするわけです。
最新の統合医療の世界では、身体の不調もそういうエネルギーレベルの不調和が大きく影響している、という認識が当たり前になっています。
もう今の時代、「見えないもの=アヤシイ!!」ってアレルギー起こすのは、そろそろ卒業してもいいのではと思いますね。
時代は変わっています。
見えないものの力というのはあるんだ。それと共鳴し、意図し、使って、創造する、という生き方があるんだ、っていうリアリティを少しずつみんなが持っていくのがこれからの時代だと私は思っています。
私も実はやっていた
私自身は、これまであんまりスピリチュアルな話はしなかったんですが、実はかなり瞑想とか、スピリチュアル系のエネルギーワークとか、ヒーリングとか、エネルギー伝授とか、ライトボディ活性化とか・・・いろいろ学んだり受けたりしてきました。(えへへ、内緒にしてきたw)
で、実はそういうものが、かなり私のカウンセリング実践力や、心の仕組み解明の能力アップに大きく貢献しています。(うふふ、これも内緒にしてきたw)
今日はお盆だからね、ハッキリ言っちゃいますが
私のセッションは、単なるカウンセリング技術やビリーフリセットのスキルだけでやってるんじゃないです。
クライアントさんの深い心の内を感じ取ったり、潜んでいるビリーフを読み解いたり、心と現実のカラクリを見抜いたり、っていうのは、言葉を超えたところのエネルギーを使うからこそできてる、ということもできます。
そういうことって「チャネリング」とか「リーディング」とかいいますが、つまり周波数を合わせて情報をキャッチする、というようなことです。
そして、自分のあり方を「空(くう)」に合わせる、とか
自分のハートのエネルギーを相手の方のハートに響かせる、とか。
相手の方の意識を、ある意識エネルギーの状態にググッとお連れする、とか。
そういうエネルギー的な部分と、具体的なスキルや経験的な部分、最近はそれらをかなり統合して使えるようになっています。
だからこそ、「なんでそんなことがわかるんですか!?」とか「なんでそういうふうに着地するんですか!?」とか言われるような結果を出せているんだと思っています。
あー、タネあかししちゃった(笑)
私はいわゆる霊感が強い人ではないし、何かが見えるとか声が聞こえるとか、そういうことは昔から別にないです。
そういう意味では別に特別な「能力者」じゃない。
けれど、何年もかけてスピリチュアルなエネルギーに関する学びをしたり、ワークを受けたりして、着実にそういう感性になってきたように思います。
そういう私の実感からいうと、スピリチュアルなワークは、言葉や実感ではよくわからなかったりしても、確実に自分の「見えない次元」をバージョンアップしてくれます。
「見えない次元」がバージョンアップされると、確実に「見える次元」のあり方や感じ方や能力が、知らないうちにバージョンアップしています。
以前は理解できなかったことが直感で理解できるようになったり
「あ、こういうことね」っていうのが言葉じゃなく、エネルギー情報としてまるっとダウンロードされる感覚だったり
表現しようとするものに意識を合わせると「そこね!」というポイントにアクセスできるかんじだったり。
つまり、いろんなことがスピーディーに楽にできるようになるっていうかんじです。
そんな実感があるので私にとっては、エネルギーや意識の力や魂や空(くう)・・・みたいなもののリアリティはとてもあるのです。
スピリチュアル=実体のないもの=絵空事=意味がないもの
という認識だけだと、世界は半分だけです。
実体のないものもまたリアルである、という新しいリアリティを持ってみることで、世界は何倍にも広がっていくでしょう。
そのリアリティを持って、実体の世界=物質、肉体、現実・・・という私たちが「リアル」と呼んできたものの世界を存分に生きる。
そんな「両建て」の生き方へとシフトしていく流れを、私は感じていますよ。
まさにそのことを共感・共有するミュージック&トークイベント
R-Spirit Vol.4
スピリチュアル2.0
バーチャルをリアルに生きる